練習会レポート(令和5年 第3回)

3月19日(日) 東部テニスコート 1、2コート 14名参加。

今回の練習会は事前にテーマを連絡した上で参加をしていただきました。

今回のテーマは「ロブ」。

速いシュートボールや、速いスマッシュなど、ダイナミックなプレーは醍醐味の一つでありますが、

ソフトテニスは、「ミスをどれだけしないか」というのが求められるスポーツ。

状況によっては、速いボールを打てないし、いつもスマッシュが追えるわけではありません。

自分の体勢や相手の前衛の力を見極めながら打つロブは、想像以上に必要な選択肢です。

このテーマについての練習を1時間ほど。残りは、いろんな人と乱打したり、サーブレシーブしたりする時間になりました。

目次

練習メニュー

  • ボレーボレー
  • ショート乱打
  • 一方はサービスライン、もう一方はベースラインで打ち合い *1
  • 乱打
  • ロブ練習① 手投げ。 目の前に人を立たせて、その人の頭を越える軌道で打つ練習。 *2
  • ロブ練習② ラケットでボール出し。右ストレートからクロスへロビング(コースを変えるだけのロブ→中ロブ)*3

練習を行う中で注意すること・意識すること

*1 サービスラインにいる側は、ネットが近い。ネットしないのはもちろんのこと、しっかりコートの奥に力強く打つことを意識する。逆に、ベースラインにいる側は、ネットが遠い。ネットの近くに落とすことを目指す。相手が力強く打ってくるボールをどれだけ柔らかくタッチできるか。

*2 目の前の人の頭を越えるために、まず縦面でボールを捉えることを意識する。ボールの下を捉えて引き上げる感覚で。コートの奥に、良い回転で。

*3 最初の時間は、ストレートからクロス展開にかえるためのロブ。ロブのスピードにはこだわらず、高さをつけた絶対に前衛に触らせないロブを意識。 中ロブでは、前衛の高さのギリギリを狙う。これは「攻めるロブ」この一本でポイントになったり、後衛を崩して前衛に決めてもらうためのロブ。自分からボールに早く詰めて打ちにいくとより効果的。

ロブの練習の前に少し話をしたことを共有。

ストロークを打つ際の選択肢が「シュート」「ロブ」の2択ではなく、例えばロブの中にも役割をしっかり分けることを伝えました。

時間を稼ぐための、しのぐロブ」か「崩しにいく中ロブ」か、それとも「前衛の様子をみるロブ」か「展開を変えるロブ」か。トップの選手たちは4、5種類ぐらいのロブを状況に合わせて打ち分けます。

普段の練習の中から、この打ち分けを意識できているかどうかは非常に大きな差です。

ロブについてはまた別の単独記事で書きたいと思っていますので、乞うご期待!

 

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